◆ 養殖方針
消費者の皆様に、より安全で美味しい養殖魚をお届けするために、品質向上とブランド化を目指して策定された
「養殖マニュアル」にそって安全・安心で美味しい魚作りに取り組んでいます。
過密養殖を避け、養殖魚の収容密度を適正に管理し、
定期的に水質、底質の調査を行うなど様々な取り組みを通じて、漁場環境の保全を図り、継続的な養殖と健康な魚作りを目指します。
◆ 安全性
水産用医薬品の取り扱いについて、育てる魚が健康であることを目指して生産者は様々な取り組みを行っていますが、
万一病気になった場合、適切な薬を与えて健康に戻してやることが必要です。
その場合、投与した医薬品が体内から完全に消失するまでの時間を元に法律で定められた休薬期間を完了することはもちろん、 さらに3日〜5日間の期間延長を定めた香川県独自のガイドラインに従い「安全で健康な魚作り」の飼育管理を徹底しています。
◆ 商品履歴書の開示(トレーサビリティシステム)
引田の養殖魚を安心してご購入いただくために、出荷された魚が、いつ、誰が、どのように養殖したものであるか わかるよう、養殖小割毎に、生産者、稚魚履歴、養殖履歴、薬品投与履歴、配合飼料履歴等を商品履歴書として開示しています。
◆ 養殖過程
冬は、水温が低くなりブリ(ハマチ)養殖には適さないため、香川県内では4月頃から12月頃までが養殖期間となります。
以前は稚魚から養殖していましたが、現在では、愛媛、高知、大分、長崎、宮崎、鹿児島から1年間養殖された
1s程度のものを購入し、10月〜12月にかけて3〜5sで出荷しています。
< 年間計画 >